毎日の生活に欠かせない食事。食材を保管しておく冷蔵庫はすっきりとした暮らしがしたいと思っても生活感が溢れがちな場所ですよね。またついつい買いすぎてしまったり賞味期限を切らしてしまったり管理するのが難しい場所でもあります。
この記事の目次
ミニマリストの冷蔵庫
そこで今回はミニマリスト7名の冷蔵庫から、冷蔵庫をすっきりさせるコツをお伝えします。またおすすめの冷蔵庫も紹介するのでそれぞれの生活にあった冷蔵庫を選んでみてください。
冷蔵庫をミニマルにするメリット 3点
ミニマリストの冷蔵庫を考えていく上で、まずは冷蔵庫の中身を少なく保つことによるメリットからまずは考えていきましょう。
ミニマリストのように冷蔵庫の中身を少なくしておくことによるめるっとは何なのかという点について紹介していきます。
1, 食材を無駄にしない
冷蔵庫が食材でいっぱいだと何が入っているのか、期限はいつまでなのか分からなくなってしまいがちですよね。
まだ大丈夫だろうと思って食べずにいた食材がいざ使おうと思ったら賞味期限が過ぎていた、傷んでいて捨てるしかなかった。そんなことが続くと食材にも申し訳ない気持ちになりますし、ちゃんと食材を使いきれなかったことに罪悪感を感じてストレスになってしまいます。
冷蔵庫をミニマルにすると中に何が入っているのか把握しやすくなるので食材を無駄にすることがなくなります。
2, 食費の節約
食材を無駄にしないということは早く使えば食べられたはずのものを捨てることがなくなります。また冷蔵庫がミニマルだと今ある材料を把握することができるので足りない食材もわかりやすくなります。
必要以上のものを買うことがなくなり結果的に食費の節約につながります。
3, 買い物・料理に悩まない
今日のご飯を何にしようか。食事は毎日するものなので毎日考えることですよね。料理が好きな人や得意な人は新しい料理にチャレンジしたり残り物でぱぱっと作ったり…でも時間のない時もありますし料理にはあまり時間をかけたくない人もいます。
冷蔵庫の中身とにらめっこしながら献立に悩んだりスーパーで何を買えばいいか悩んだりするのはストレスに感じる方もいるでしょう。
冷蔵庫の中身がミニマルだとそれだけ選択肢も減るので、買い物や料理に悩む時間を減らすことができます。
スッキリ冷蔵庫から学ぶ!ミニマル冷蔵庫にする方法
冷蔵庫をミニマルにするとメリットがたくさんあることがわかりました。でもどうやったら冷蔵庫をミニマルにしその状態を保つことができるのか、そこが知りたいですよね。
そこで今回はミニマリストのすっきり冷蔵庫から冷蔵庫の中身をシンプルに保つコツを探っていきましょう。きっとあなたの生活に役立つ情報があるはずです!
【コツ1】トレーを活用!
saori.612さんの冷蔵庫では中身が見やすいように半透明のトレーが使われています。ぱっと見ただけで何がどこにあるのかがわかるとても整頓された冷蔵庫になっています。色味も半透明、透明、白で統一されていてとても綺麗です。また冷蔵庫の中に余白を作っておくことで鍋などを入れるスペースも確保されています。
ポリプロピレンメイクボックス・1/4縦ハーフ 約75×220×45mm
シンプルなデザインがスッキリとした冷蔵庫を実現してくれます。つくりもしっかりしていて重ねたり他のシリーズと組み合わせたりと使い方も広がります。
保存容器 1.1L フレッシュロック 角型
シリコンパッキンがついているため湿気を遮り風味を逃すことなく保存することができます。使いやすさや手入れのしやすさを考えて様々な工夫が施されています。サイズ展開も豊富なので冷蔵庫の中身を統一しやすいのも嬉しいポイントです。
野田琺瑯 野田ホーロー ホワイトシリーズ レクタングル深型 M
こちらの商品はデザインがシンプルで使いやすいのはもちろんですが、なんと直火にかけることができオーブンでの利用も可能なため保存・調理・食器として使うことができます。一つ持っていると何役にも使える便利な商品です。
【コツ2】一週間で使い切る!
こちらはminimalccoさんの冷蔵庫。週末に買い出しに行くと食材が増えるますがそれを一週間で使い切るようにしているようです。毎日使い切るのではなく一週間で使い切るようにすれば買い物もまとめてできますし食材を無駄にすることもなくなりそうです。
【コツ3】なくなってから買い出しへ!
こちらはatsu2coさんの冷蔵庫。週に1、2回冷蔵庫に主菜の材料が無くなったら買い物に行かれるそうです。すっきりとしていながらしっかりと必要な食材は入っており丁寧な暮らしぶりが伝わってきます。
冷蔵庫の中身を短期間で使い切るためには材料を減らすことも大切です。食材を減らすためには一つで使いまわせる食材を使うことが有効です。調味料だと塩や砂糖以外にも便利な調味料がたくさん販売されていてついつい増えやすいですが、少し変わり種の調味料だと使える場面が限られて使い切ることが難しかったりします。
基本的にはどんな料理でも使えるような調味料だけにして、少し味を変えたいなと思った時に小さいサイズの商品をアクセントとして購入するなど工夫をすると増えやすい調味料もすっきりした状態を保てるのではないでしょうか。
チーズなども薄くスライスされたものや分厚いものなど様々な種類の商品がありますが自分で切り方を工夫することで一つの商品で使い回すことが可能です。
【コツ4】定番のものを工夫して使う!
こちらはyuka_home14さんの冷蔵庫。冷凍食品や作り置きの冷凍はあまりしないというシンプルな中身になっています。ドレッシングも買うのではなく作るそうです。つくるのが大変な時はポン酢、マヨネーズ、ソースなどで代用することもできます。
ついつい増えがちな調味料も定番のものさえあれば工夫次第で買わなくても作れる。これは冷蔵庫をすっきりさせる上で真似したいポイントですね。
砂糖、塩、酢、醤油、味噌、胡椒などに絞って使ってみる意外と困ることなく料理ができるのではないでしょうか。また工夫して味付けをすることでより美味しい料理になる可能性もあります。自分にとっての定番の調味料を見つけてみてください。
また一見便利そうに見えても使い方によっては邪魔になってしまう棚や引き出しはyuka_home14さんのように思い切って外してみると使いやすくなるかもしれません。
【コツ5】冷蔵庫には厳選されたものを入れる!
こちらはkristar2121さんの冷蔵庫。基本的に買い置きはしないとのことで冷蔵庫の中には必ず使う厳選されたものが入っています。お茶もペットボトルのものを買うのではなくご自分で沸かしたものを冷やしています。
沸かしたお茶をペットボトルに小分けにして保管しておくことで外出前に小さなボトルに継ぎ足す必要もなくスムーズに準備することができます。自分でお茶を沸かすことで節約にもなりますし買い物に行った時も荷物が軽くなるのでペットボトル派の方は一度試してみてはいかがでしょうか。
【コツ6】透明の容器を活用!
ash_oops.37さんは冷蔵庫で使う保存容器を透明のものにすることで中身がすぐにわかるように工夫されています。これだとラベルを貼らなくても中身を把握できますしあとどのくらい残っているかなども把握できるのでとてもいいアイデアですね。タッパーのデザインも統一されていて、気持ちよくなりますね。
【コツ7】食材の居場所を作る!
_____fiiin.homeさんは常に必要な食材はケース仕切ることで定位置を決めているそうです。よく部屋をすっきりさせるコツに物の居場所を作るというものがありますが、冷蔵庫の中でもよく使う物の居場所を作ってあげることで買い忘れや買いすぎを防ぐのに役立ちそうです。
調味料は基本的に詰替をされているそうで視覚的にごちゃごちゃしがちな冷蔵庫がすっきりとして見えます。
イノマタ化学 冷蔵庫バスケット 深型 0354
こちらのバスケットは深さがあるため高さのある商品や自立しにくい商品もきれいに収納することができます。
暮らし別 おすすめの冷蔵庫
ここからはおすすめの冷蔵庫を紹介していきます。毎日の食事のスタイルは人それぞれなので、自分の暮らしに合う冷蔵庫を選んでみてください!
冷蔵庫なし
冷蔵庫を持っている人にとっては冷蔵庫なしの生活は想像するのが難しいですが、実際に冷蔵庫なしで生活している人はいますしもしかしたらあなたも冷蔵庫なしで生活できるかもしれません。
具体的には
・あまり自炊をしない人
・近くにスーパーなどがある人
・こまめに買い物に行ける人
などの特徴がある人は冷蔵庫なしでも生活できる可能性があります。
ただ外食やコンビニ弁当は便利ですがお金がかかります。節約のために自炊したいという人も多いのではないでしょうか。冷蔵庫がないと自炊は難しいと感じるかもしれませんが工夫次第では冷蔵庫なしで自炊生活をすることも可能です。
近くにスーパーがあり毎日買い物をする時間的な余裕があれば料理する前に食材を調達しに行って毎回の食事で食べ切ってしまうという方法があります。また冷蔵庫がなくても常温で保管できる食材も意外とたくさんあります。
身近なものではお米やいも類、乾物、調味料の塩や砂糖などがあります。野菜や果物もきゅうりやかぼちゃやピーマン、みかんやバナナやキウイなどは必ず冷蔵庫で保管しなければならないというものではありません。むしろ冷蔵庫に入れることで低温障害を起こしてしまうので冷蔵庫に入れない方が良いものもあります。
保管場所や保管する容器などを工夫し食材についての知識をつけることで、冷蔵庫なしでも自炊生活を送ることは可能です。
冷蔵庫を持たないことで得られるメリットは
・引っ越しが楽
・買いすぎ防止
・スペースが広くなる
などがあります。
引越しや買い替えなどで冷蔵庫をどうしようか迷っている方は一度試してみるのも良いのではないでしょうか。
小さい冷蔵庫
多くの食材を入れたいわけではないけれど買って家に置いておきたい食材がいくつかある、冷たい飲み物が飲みたい、など必要最低限の使い方がしたいミニマリストには小さいサイズの冷蔵庫がおすすめです。
大きい冷蔵庫は一人で移動させたり運んだりすることが難しいですが小さい冷蔵庫だと自分で動かすことができます。また作動音が静かなものを選べば置く場所の自由度も高くなりより便利な場所に置くことができます。
SUNRUCK ペルチェ式 1ドア電子冷蔵庫 冷庫さん cute 冷蔵庫 SR-R2001W
こちらの冷蔵庫は容量が20リットル、外寸幅40.2cmのコンパクトな設計になっています。ペルチェ方式という冷却方式のため無音・無振動が実現されており音を気にせず好きな場所に置くことができます。
仕切り棚を調節することでペットボトルも収納することができます。ホワイト・ブラックの2色から選べるためお部屋の雰囲気に合わせられるのも嬉しいですね。
アイリスオーヤマ コンパクト冷蔵庫
こちらは先ほどの冷蔵庫よりもう少し容量が欲しい方におすすめの45リットルの冷蔵庫です。幅も約47.2cmとコンパクトです。棚も取り外し可能で調味料などを収納しやすい小物入れやドアポケットも付いているなど使いやすい工夫がたくさんあります。温度調節も6段階あり製氷室もあるので使い方の幅が広がります。
ホワイトとブラックの2色あるだけでなくホワイトは右開き・左開きの2種類あるため部屋のレイアウトに合わせて選ぶことができます。
自炊中心の方におすすめの冷蔵庫
節約や健康のためにまとめ買いや作り置きも頑張りたい!という方はある程度容量のある冷蔵庫を選ぶとストレスなく自炊をすることができます。またキッチンは収納するものも多く意外と場所が確保しにくい場所です。スッキリしたキッチンにしたいという方は耐熱天板の冷蔵庫を選ぶことで上に電子レンジを載せることができるのでおすすめです。
自分の自炊のスタイルや一人暮らし、二人、家族などそれぞれの暮らしに合わせた冷蔵庫を選ぶことが大切です。
ハイセンス 冷凍冷蔵庫 93L ホワイト HR-B95A
こちらは容量が93リットルで2ドアの冷蔵庫です。冷蔵室は2段式で野菜や果物を収納するのに便利な透明のケースもあり中身が分かりやすく整理できるようになっています。
ドアポケットには2リットルのペットボトルも入る大容量です。冷凍室もあるので冷凍食品なども収納することが可能です。耐熱のトップテーブルになっているので電子レンジを乗せて使えます。
小型 118L 2ドア冷蔵庫 maxzen
こちらは118リットルの冷蔵庫です。コンパクトですが冷凍室も冷蔵室も大容量なのでたっぷり収納したい人におすすめです。耐熱版になっているので電子レンジを乗せることもできます。卵ケースや製氷皿、霜取り用ヘラなど付属品も付いているので他に買い足す必要もありません。
電気冷蔵庫・157L 型番:MJ‐R16A
シンプルなデザインでミニマリストに人気の無印良品は冷蔵庫も販売しています。デザインはすっきりシンプルでおしゃれなインテリアが叶えられます。天面にオーブンや電子レンジも置くことができるので機能性もあります。冷蔵庫の中もシンプルですがフリーポケットやボトルポケットなど使いやすさも考えられています。
パナソニック 冷蔵庫 2ドア 168L マットバニラホワイト
こちらの冷蔵庫は168リットルでしっかりと食材を収納することができます。冷凍室も大きめなので買い置きや作り置きをしたい方にもおすすめです。
表面は光沢のあるものではなくマットな質感になっているのでお部屋のインテリアとも合いやすいです。ガラストレイを使っているので日々の掃除もしやすいです。耐熱トップテーブルになっていることも嬉しいポイントです。
おわりに
いかがでしたか?ミニマルな冷蔵庫っていいなと思った方は買い物の仕方や料理の仕方など、一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。なるべく楽に済ませたいから外食やできたものを買って食べるのも一つの方法ですし、節約や健康を考えて自炊を頑張るというのもいいですよね。
このように自分の食事スタイルによってどのくらいの大きさの冷蔵庫が便利なのかは本当に人それぞれです。食事は毎日することだからこそストレスを感じることなく快適に過ごせるように、ぜひ自分にあったスタイルを見つけてくださいね。