掃除上手な方のSNSの投稿や雑誌で特集されている収納術を見て、
「自宅の収納を見直したい」と思うものの、何から手をつけていいか分からず断念してしまったことはありませんか。
最近では、収納を簡単にしてくれる便利なアイテムがたくさんあります。
お手頃な価格のアイテムが揃っているので気軽に試すことができますよ。
この記事の目次
ミニマリストのクローゼット
この記事では、収納上手な方の実例を紹介しながら、
ニトリ、無印良品、IKEA、100均、セリアの収納アイテムを紹介していきます。
「クローゼットを上手く活用できていない」「物が多くてどこに何を収納すべきか分からない」などトラブルを抱えている方は、参考にしてみてください。
クローゼット収納のコツ
スペースを有効活用して、見た目も綺麗なクローゼットを作るためのコツを5つ紹介します。
不要なアイテムを処分して厳選されたものを収納する
収納を見直す前に、クローゼットにしまうアイテムを厳選しましょう。
「普段は見えない場所だから全てクローゼットにしまっておけばいい」という安易な考え方では、物を無理やりしまい込むことになるので、整頓されたクローゼットを作ることは難しいです。
お店のショーケースのように、気に入ったアイテムだけを綺麗に並べるように整頓しましょう。これを機に、気に入っていない洋服や今後使う予定のないアイテムは処分して物の量を減らしましょう。
クローゼットを3分割してアイテムの収納場所を決める
クローゼットは上段、中段、下段と3分割にして収納場所を検討すると使い勝手がよくなります。使う頻度に合わせてアイテムの収納場所を決めていきましょう。
上段
クローゼットの上段は、使用頻度の少ないアイテムを収納しましょう。
例えば布団や毛布、シーズンオフの衣類や小物、イベントで使用する冠婚葬祭のアイテムや着物、水着など。
また、取り出し易いよう収納ボックスや収納袋を活用しましょう。
取り出すときに軽い方が便利なので布や紙など軽い素材でできているものがおすすめです。
IKEA SKUBB 収納ケースホワイト
中段
クローゼットの中段は、普段使用する衣類やバッグ・小物類を収納しましょう。
通常のクローゼットは、中段にハンガーパイプがありますので、ハンガーや吊るす収納アイテムを活用しましょう。
スペースを上手に生かせる便利なアイテムを選びましょう。
下段
Instagram(@foo.style.magazine)
クローゼットの下段は、畳んで収納できる衣類を収納しましょう。
クローゼットの横幅や奥行きを生かして収納ボックスを活用しましょう。
また開けた時にどこに何が収納されているかが一目瞭然だと取り出すときも便利です。
仕切りケースを活用したり、衣類を立てて畳むなどの工夫をしてみましょう。
無印良品 ポリプロピレンケース・引出式・横ワイド・深型・ホワイトグレー
無駄なスペースを無くすために収納アイテムを活用する
クローゼット収納の決め手は、スペースを上手に活用することです。
収納ケースを選ぶ際は、クローゼットの横幅や奥行き、ポールに吊るした衣類から床までの長さを測った上でケースの大きさや個数を決めましょう。
計画的に収納をするための便利アイテムを後ほど紹介します。
統一感のあるアイテムや並べ方をする
せっかく収納を見直すのであればクローゼット全体の見た目の綺麗さも追求しましょう。
常に綺麗な状態が維持できていれば、急な来客でクローゼットを開けることがあっても心配しなくて済みますよ。
収納アイテムのブランドや色、サイズを揃えると統一感がでてクローゼット全体の印象が変わります。
それでは早速、収納グッズやアイテム別に具体的な収納例を紹介していきます。
収納ケースの活用事例
【ピタッと止まる蓋が人気!物の出し入れがしやすいケース】
ニトリの収納ケースNフラッテはフタが開閉するので、洋服を取り出しやすいのが特長です。
蓋が一定の位置でしっかり止まるため、ストレスなく物の出し入れができます。
カラーバリエーションも6色あり、子供部屋をカラフルにしたい方はピンクや水色がおすすめです。引き出しシリーズとの積み重ねもできて使用する幅が広がります。
【横幅を持て余してしまう時にはユニットケースが活躍します】
ニトリの収納ケースで人気のフィッツシリーズ。
写真のように付属でユニットケース専用棚をつければ、クローゼットの横幅のちょっとしたスペースを使って鞄や帽子などの小物を収納することができます。
おさまりがよく、整理整頓が行き届いている印象がありますね。
【中身が見えないホワイトカラーで上品に】
同じくニトリのフィッツシリーズのホワイトカラーは、人気です。ボックスの中身が見えないので、圧迫感がなく高級感ある仕上がりになります。
【ケースの個数が少なく済むヨコワイド式】
無印のPR収納ケースは、横幅が広いクローゼットを使用している方におすすめです。
横幅が大きいとケースの個数が少なく済みますよね。
無印良品の収納ケースは全部で4種類ありますが、クローゼットのサイズに合わせて幅、奥行、高さを自由に組み合わせることができます。
中身を入れたままの移動が楽なキャスターを取り付けることもできます。
収納ボックスの活用事例
次に収納ボックスの活用方法に関して紹介していきます。収納ボックスは活用の仕方によって大きくその効果も変化していくので効果的な活用方法を押さえておきましょう。
【ボックスに写真を貼って中身を把握】
IKEAのふた付き収納ボックスを活用し、使ってないバック類を上段に収納しています。
箱の中に何を収納したか忘れてしまった時に毎回取り出して確認するのは面倒ですよね。
@mangetsu_hunさんは、チェキでアイテムを撮影し、BOXの外側に張っているそうです。
これで中身をいちいち確認する手間も省けます。
IKEA/イケア TJENA:収納ボックス ふた付き
【上段のスペースを活用して普段使わないものを収納】
IKEAのSKUBBシリーズは、ポリエステル製で軽いのが特長。取手がついているので取り出しも簡単でクローゼット上段の収納に適したアイテムです。
classylife_salon@さんは、冠婚葬祭のアイテムや季節外の衣類など使用頻度の低いアイテムを収納しているそう。使わないときは折りたたんでコンパクトになるのも便利です。
IKEA SKUBB 収納ケースホワイト
ハンガーの活用事例
次にハンガーの活用に関して紹介していきます。
ハンガーに関してはインテリアの一部として活用する方もいらっしゃるほどデザイン性を求める方もいれば機能性を求める人いると思うのですが、それぞれのニーズに対応したものを紹介していくので参考にしてみてください。
【ずれ落ち防止、すべりにくいハンガー】
ハンガーでもっとも種類豊富にアイテムを取り揃えているのがニトリです。
その中でも、人気なアイテムがすべりにくいハンガーシリーズ。
すべらないだけでなく、「服にハンガーの形がつきにくい」「洗濯物を干す時にも使える」「デザインがおしゃれ」など口コミも多いです。同じ種類のハンガーで統一されると見た目も綺麗ですよね。
【木製のハンガーでクローゼットをオシャレに】
木製のハンガーで統一すると色の統一感が出てクローゼットを開けるたびにテンションがあがります。白やグレーでスッキリと統一されたクローゼットも素敵ですが、木製は暖かみがあり癒されます。
【省スペースなボトムスハンガー】
IKEAのブメラングズボン&スカートハンガーは、オシャレでボトムスをかけるのにおすすめです。
ai_love_sol@さんは100均のボトムス掛けと比較したB/Aの写真を投稿していますが、
afterはコンパクトになり、クローゼット収納の決め手となる省スペースが実現できていますね。
BUMERANG ブーメラン ズボン&スカートハンガー 10本セット IKEA イケア
【1本で複数アイテムの収納が可能な便利品】
ニトリのすべりにくいスカーフハンガーは10個の収納スペースがある優れもの。
@momo._.amyさんはレギンス、スパッツ類の収納に使用しているそう。
「取り出したい物がすぐに取り出せる」「しわにならない」「見た目もおしゃれ」といいところがたくさん。また、滑り止め仕様になっているため、衣類がずれ落ちることがありません。
【ハンガーを使ったクローゼット収納で家事の時短を】
@itou58さんは洗濯用のハンガーとクローゼット用のハンガーを統一しており、洗濯して乾いたらそのままクローゼットへ持っていくそう。畳む時間を短縮できて時短家事のアイディアの一つですね!家事に追われるお母さん必見の時短術です。
吊り下げ収納ボックスの活用事例
【服の型崩れも心配なしの吊り下げ収納】
IKEAの収納グッズで人気のSKUBBシリーズの吊り下げボックス。マジックテープ留めなので、取り付けや取り外しも簡単です。
ハンガーにかけると洋服が型崩れをするのが心配という人は、この吊り下げ収納を活用しましょう。取り出しやすさもポイントです。
SKUBB スクッブ収納 6コンパートメント
【吊り収納の中に 不織布仕切りケースを入れて細かく収納】
Instagram(@sweetstyles_official)
@ai1192yiさんは、ニトリの吊り収納 プレッソシリーズに専用の収納ボックスを組み合わせてさらに便利に収納していいます。
また、ボックスの中に高さを自由に変えることができる無印良品の不織布仕切りケースを入れ、靴下類を収納しています。
無印良品 不織布仕切りケース
布団収納袋の活用事例
【布団収納も中身がわかるようタグをつける】
IKEAの人気SCUBBシリーズの布団収納袋です。
@himao_homeさんは、掛け布団や敷き布団など中に何が収納されているかが分かるよう、手作りのタグをつけています。いちいち上から取り出し、開けて中身を確認する作業が減って便利ですね。
【布団の使用頻度が多い家庭は立てて収納】
同じく、IKEAのSCUBBシリーズの布団収納袋を立てて収納した実例です。
@__tmak__さんは、友達や親戚が泊まりに来る機会が多いため、来客用の布団をよく使用するそう。その場合は、中段・下段を上手に活用し、収納袋を立てて収納することですぐに取り出すことが可能になります。使用頻度に合わせて収納場所を決めることが大切ですね。
IKEA SKUBB 収納ケースホワイト
衣類の活用事例
【高さを自由に変更可能!どこにでも使える便利アイテム】
吊るせない衣類の収納に人気な無印良品の不織布仕切りケース。
靴下や下着などの小物だけでなく、薄手のトップスも収納できます。
牛乳パックやブックエンドなどを使った収納例をよく見ますが、無印の不織布仕切りケースは高さも自由に変えることができ、衣類の種類や量に合わせて使えます。
無印良品 不織布仕切りケース
【普段使用しない洋服は上段に上手に収納】
Instagram(@sorasorasoramamemame)
100均のベッド下収納袋ボックス(400円商品)を使用して、上段に普段使用しない洋服を収納しています。これから使う可能性がある、赤ちゃん服やシーズンオフの衣類などを収納しているそう。
他のメーカーでも同じようなアイテムはありますが400円は安くてコスパもいいですね。
グレーとブラックの二色展開になっています。
帽子・鞄の活用事例
【ハンガーを上手に活用したカバンを吊るす収納方法】
通常、鞄は立てて収納することが多いですが、トートバックや布バックなど型崩れがしにくいバックはハンガーを上手に活用し吊るす収納をすることで省スペースが実現できます。
@ak_room__さんはボトムス用のハンガーを活用しています。
【大切に保管する時には収納ケースを活用】
シーズンオフの鞄や帽子は上段への収納をおすすめしていますが、長い期間取り出さずにおいておくと、ほこりがつきやすく環境が悪いとカビが生える可能性があります。
そこで、@chobianaさんのように、収納ケースの中に帽子・バックを入れて保管しておくとその心配もなくなります。他のアイテムとかさばることもないので型崩れの心配も不要です。
【スペースを縦に使い、省スペース化を実現】
毎日使う帽子とカバンを今までは2つ並べてクローゼットに収納していたそうですが、一つにまとめて省スペースを実現したいとこのアイテムを見つけたそう。
無印良品の横ぶれしにくいダブルフックは、下段にバック、上段に帽子など上下にかけて使えるフックです。クローゼットなど内収納でスペースを抑えたい場所に効果的です。
【どこに何の帽子があるかが一目瞭然!帽子の吊るす収納】
帽子を集めている人は、量が多いと幅を取るため重ねて収納していることが多いかと思います。
重ねた場合、どの帽子がどこにあるかわからず一つ一つめくりながら探さなくてはいけません。
@i_am_sachi0421さんの収納は、帽子を吊るすことで正面のロゴがすぐに確認でき、取り出す時も便利です。キャンドウのアイテム2つを組み合わせれば簡単に作れるため、コスパなのもいいですね。
キャンドウステンレスハンガーホルダー5連
ステンレスダイレクトピンチ4個
その他活用事例
【衣類の効果的な保管方法】
@___mai.3さんは衣類の保管に「ダイソーの光触煤カバー」を使用しています。
部屋の蛍光灯や日差しの当たる場所においておくとクリーニング効果があるという優れもの。
家で洗えない洋服や毎回クリーニングに出せない洋服は、このカバーを活用すると便利です。
使用期限は6ヶ月〜1年ということでコスパもいいです。
IKEA SKUBB 収納ケースホワイト
【衣類の分類ごとにタグをつける】
@oheyasukkiriさんはハンガーパイプに手作りのタグをつけて洋服をアイテムごとに分類しています。分類分けができていると家族の誰が収納してもごちゃごちゃにならず綺麗に収納することができます。
【おもちゃの収納にクローゼットを活用】
@myhome284さんは子供のおもちゃの収納場所としてクローゼットを上手に活用しています。
アイテムごとに収納ボックスを活用し、散らからないよう、その日に遊ぶ箱だけ出して遊ぶようにしているそうです。収納ボックスの効果的な使い方ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クローゼットが綺麗に整頓されていると、日々の生活がより快適になります。
「家の他の収納スペースも見直してみよう!」と掃除へのモチベーションが上がるかもしれません。
一度綺麗なクローゼットが完成してしまえば、この状態を維持したいと思うようになるので、何度も収納を見直す必要はなくなるはずです。
この記事を参考にして、早速収納アイテムを探しに店頭に足を運んでみてはいかがでしょうか。