どうしても物であふれ、収納にも頭を悩ませがちなキッチン。
今回の記事ではショールームのようにスッキリとした憧れのキッチンで過ごせるように最小限の物で暮らしているミニマリストのキッチンをご紹介したいと思います。
この記事の目次
ミニマリストのキッチン
ミニマリストのキッチンといえばすっきりとして綺麗に保たれている印象をお持ちかと思います。
断捨離のコツやキッチン収納に興味のある方も多いと思いますので、ミニマリストのインテリアと一緒にシンプルで洗練されたキッチンに変身させましょう!
キッチンをキレイにするコツ5選
キッチンには、調理器具や調味料などたくさんの物があって収納しきれずに悩んでしまいますよね。そこですっきりとした暮らしを実現しているミニマリストのキッチンの収納のコツについて紹介していきます。
片付けのコツがわかってくると、キレイになるのが楽しくて続けられるようになりますのでたった5つのシンプルな方法を試してみてください。
1.まずは小さなところから
片付けを始める時に「よし、今日中にキレイにするぞ!」と意気込んだけど、物の多さに挫折してしまったことはないですか?
そんな時は、まずは小さなところから始めましょう。
例えば、キッチンで見てるもののカラーを揃えてみます。
- 洗剤のボトルとスポンジを同じモノトーンにする
- 調味料入れ替えてボトルのカラーを揃える
- 鍋やお皿の色を揃える
というように見えている物のカラーを揃えるだけでオシャレ感が増します!
コツはあまり色を使わない事。ホワイトを中心にプラス1~2色くらいでまとめることでモダンで洗練されたミニマリストの雰囲気を作り出してくれます。
2.軽く断捨離をする
一気に物を減らそうとすると、迷ってしまいなかなか進みません。
それにまとまった時間が必要になるため、ついつい先延ばしにしてしまいそう。そんな時は、少しずつ数回に分けて整理をしていきましょう。
「今日はシンクの下」「今日は食器棚」という感じで、始めやすいところからでも着実にキレイになっていきます。
まずは3つに分類して軽く断捨離しましょう。断捨離の基本ですね。
- 必要なもの
- 不要なもの
- 迷ったもの
普段よく使っている・毎日ではないが1年で必ず使う物
同じものが複数ある・ほどんど使わない物 賞味期限が切れている物・干からびているもの
判断に迷うものが一番多いかもしれません。そんな時は「保留箱」を作って一旦よせておきます。
いったん保留にした物は、断捨離の期限を1~2ヶ月と決めて保留の物が増えていくという悪循環は断ちましょう。
冷蔵庫の中身を綺麗にしたい際には、こちらの記事にまとめてあるので気になる方は参考にしてみてください。
自分にとって、何が必要で何がいらないのかを考えるのがポイントですね
3.物の定位置を決める
断捨離をして必要な物がだいたい決まったら、次は物の定位置を決めます。
物の定位置を決めると、探す時間が減るので時間の節約になり余計な物を買わなくて済むのでお金の節約になりますね。家事導線を考えて、使いやすいところに使える物を収めることが必要です。
例えば、調理器具も間仕切りを上手に使って、大きさ別に置く位置を決めて、重ねない収納を目指しましょう。
キッチンを整理するコツは後半の「キッチンをキレイに保つアイテム5選」もご参考にしてみてください。
4.収納グッズは最後に買う
100円ショップやホームセンターへ行くとつい「これは使えそう!」と収納グッズを買ってしまうことはありませんか?
でも収納グッズを買ってから片付けをすると、無くでも大丈夫だったり収納グッズが入るスペースが無かったり・・ということもあります。
まずは、前述したように物の定位置を決めてそこで必要なサイズの収納を考えてから買います。
そしてここでも収納のカラーもそろえておくと洗練されたオシャレな印象になります。
また収納スペースをフル活用しようとビッシリ詰め込まないで7~8割程度にしたほうが何がどこにあるが分かりやすく、使いやすいです。
5.床やテーブルの上には物を置かない
「床やテーブルの上に物を置かない」って当たり前のようですが、買い物をして家に帰ってくると、とりあえず床やテーブルに買ったものを置いてしまいます。
そのうち一つでも置いたままにすると物は増えてい行きます。
例えば何本も買った飲み物「重たいし、とりあえずこの隅に」
食品や調味料も「今夜か明日使うと思うし」と、ちょっとだけと置いてしまいがちです。
もし、すでに床やテーブルに物が出ていたとすればそれらを片つけるだけでもキッチンはスッキリと見えます。そして一度片付けたら床やテーブルに物を置かない事を意識するだけでも散らかりにくくなりますので普段の意識が大切です。
おしゃれなキッチン5選
必要以上に物を持たなくて、すっきりとしてきたところで人気のインテリアでコーディネートしたオシャレなキッチンをご紹介します。
お気に入りの空間で、毎日の料理や家事を楽しくしましょう!
1.白いキッチン
人気の白いキッチンは清潔感にあふれ、ナチュラルな雰囲気もエレガントな雰囲気も作れて素敵です。
ただ汚れは目立ちやすいので、汚れが付きにくく落ちやすいホーローや、強度が高くツヤのあるメラミン化粧板の素材の扉ですと日ごろのお掃除が楽なのでおススメです。
また、白いキッチンといっても、扉の表面の質感は様々ですので
代表的なキッチン扉の5種類の質感をご紹介します。
- 鏡面 鏡のような光沢があり高級感がある。表面にパールが入っている物もある。
- 石目柄 大理石のような重厚感のあるデザイン。
- 木目柄 やさしい木の風合いをもつ、ややマットな仕上がり。
- メタリック ステンレスのワークトップとあう洗練されたイメージ。
- つや消し(マット) しっとり落ち着いた質感。アンティークなデザインにもあう。
白いキッチンも扉のデザインや質感でずいぶん変わりますので、どんな雰囲気のコーディネートがお好きか考えて選んでください。
特に人気の白ですが、単調になりすぎないように素材にもポイントをおきましょう
2.北欧風のキッチン
ナチュラルさ、ぬくもり、を大切にする北欧スタイルのコーディネートは流行に左右されずいつの時代にも愛され続けています。
白をベースにしながら、暗くならないアクセントカラーを差し色で使います。
キッチンの扉は、木目柄かマットなつや消しがおススメです。白以外の色を扉に使うときは、やさしいウッド調でナチュラルに仕上げるのがコツです。
グレーなどのモノトーンも素敵です。
3.カフェ風キッチン
カウンターを設置して、カフェバーをイメージしたキッチンはミニマムに洗練されたイメージです。
もし、キッチンが対面式のカウンターキッチンではなく壁付きのキッチンでも、アイランドカウンターを使うのもおススメです。
見せる収納でカフェらしくおしゃれにまとめると雰囲気がでます。
キッチン小物なども、一緒にコーディネートしましょう。
ナチュラルなウッドのイメージでコーディネートしたり
テーマを決めると統一感がでますね!
4.ステンレスキッチン
「物を最小限にする」「無彩色を取り入れる」という2つのポイントをおさえてミニマリストにとってスタイリッシュなステンレスキッチンは憧れです。
ステンレスキッチンはデザインがクールで高級感がありますし水や熱に強く錆びにくく衛生面でも耐久性にも優れています。清潔で長くキレイに使えるのはお料理をしててもうれしいですね。
木目調のインテリアにもピッタリ合います!
統一感のあるコーディネートとして冷蔵庫などの家電や、天板から水栓までステンレスで統一することで、片付いて美しく見えるのがおススメのポイントです。
5.キッチンの壁にアクセント
物が少なくスッキリと清潔感のあるミニマリストのキッチンにオシャレ感をプラスする方法として、壁の一部にアクセントを入れる方法もあります。
白の無地だけでは物足りないけど壁に小物を飾るのは、ものが増えるし衛生面も心配。そんな時はキッチンにアクセントクロスでカラーを入れたりキチンボードの壁の一部にタイルや、レンガ調や色の入ったアクセントクロスにすることで物を増やさずにフォーカスポイントができるので、オシャレ感がアップします。
キッチンにアクセントで使用しています。
キッチンを綺麗に保つアイテム5選
いざキッチンをキレイにしようと思っても「どんなふうに整理をすると、使い勝手もよくてキレイを保てるかしら」
そんなシンプルキレイなミニマリストのキッチンを目指すために役立つアイテムを5つご紹介します。
1.ファイルボックスやハンガーで小物や調味料をスッキリ収納
A4のファイルボックスはキッチンでも大活躍します。
ストックなどを用途別に収納して入れたりラップやアルミホイルを立てていれることができるので、使い勝手が良くて便利ですよ。ファイルの幅は数種類あるので、上手に並べることによって統一感があってキッチンが素敵になりますね。
調味料なども、形や大きさを揃えたボトルに入れるだけでオシャレ感がアップしますね。
高さや形のバラバラなキッチン用品はファイルボックスに並べて収納すると、すっきりとした見た目はもちろんですが取りやすくなるので便利です。
吊り戸に固定するだけの簡単な設置で、ペーパーも使えてメモにすぐにみられるので便利ですよ。
2.四角いカゴで食器や冷蔵庫の中を使いやすく
食器はカゴに入れてから食器棚に収納すると奥の食器を取る際に便利です。
カゴはカラトリーや大きさの違う小物を整理するにも役立ちますので棚の高さや引き出しの深さを測って、スタッキングができる数を揃えておくと収納が楽ですしちょっとオシャレなカゴを使うと、そのまま食卓へ持っていけます。
冷蔵庫の中では小さめのカゴを使って、奥のものにワンアクションでアクセスできるようにするものGOODです!
小物がカゴに収まっていると、お掃除もしやすくて便利です。
3.取っ手付きの収納ケース
吊り戸棚などの高めの収納で、簡単に手が届かないところでは取っ手付きの収納ケースが活躍します。
持ち手が長いものですと使い勝手がいいですし、中身が見える透明なものは何をしまったか把握できて便利です。逆に中身が見えない収納ケースは、並べて飾りながら収納ができます。
リビングから見えない吊り戸は透明タイプ、見えるところは中身が見えないタイプ。と使い分けるとよいですね。
4.ゴミ箱
生活を見直すきっかけとして「断捨離」や「ミニマリズム」といった、モノを減らす暮らしが見直されていますが生活環境を整えれば、きっちんだけではなく身の回りだけでなく心もさっぱりとキレイになりますよね。
ゴミを出さないシンプルな暮らしのヒントとなる一冊の本を紹介します。
「ゼロ・ウェイスト・ホーム~ゴミを出さないシンプルな暮らし」ベア・ジョンソン著
この本を読むと、ゴミに対しての意識が変わります。
作者のべア・ジョンソンは4人家族で1年間に出すゴミの量はわずか1リットル。その限りなく「ゴミゼロ」に近いライフスタイルが世界的な注目を浴びています。
彼女の暮らしぶりは「我慢の連続」のような節約生活とはかけ離れた、優雅かつシンプル。そんな「楽しく美しいゴミゼロ生活」の魅力とノウハウを余すことなく使えてくれます。
さて、キッチンのゴミ箱ですが、生ごみは少ないの、で三角コーナーも置かず都度まとめて捨てるようにして、生ごみ用のゴミ箱も置きません。
分別をキチンとするとプラスチックゴミは一番多いことに気が付きますので、大きめのゴミ箱を用意しますが、エコバックを持参したりラップの使用量を控えたり工夫をしてゴミを減らすことが大切です。
ゴミ箱もキレイを保って、キッチンのインテリアの一部にしてください。
5.物を増やさない
最後に、「今ある収納に収まる分しか買わない」のが大切です。
収納場所を増やしてしまうとそれに伴って物も増えてしまいます。電化製品も、便利だからついつい買ってしまいそうになるのですが、使用頻度を考えて本当に必要なものだけにしましょう。
調理用便利グッズも、本当に必要か収納には困らないかとよく考えてから揃えましょう。頂いたけれども使わないもの等は、ゴミになる前にリサイクルしましょう。
洗剤や掃除用具は必要な物だけ揃えましょう。重曹とクエン酸があれば大体の汚れは落とせます。
- シンクの中や水垢などは酸性のクエン酸で
- 石鹸カスなどの汚れはアルカリ性の重曹で
- 排水溝のヌメリ等はクエン酸∔重曹で
とたくさんの洗剤を揃えなくても簡単にお掃除できます。
無くても大丈夫な物は増やさないで、今ある収納に収まる分量だけにとどめるようにしましょう。
まとめ
ミニマリストの清潔感のあるキッチンにするために大切なのは、物を捨てることではなく不要な物を増やさないことです。
そのために、収納場所を増やしすぎたり収納グッズを先に買いそろえるのは気を付けましょう。必要な場所に、収まるサイズで、必要な数だけを揃えるのが大切です。
そして、色や素材に統一感を持つことでオシャレな空間を楽しんでください。白∔1~2色のカラーあ素材感で洗練されたオシャレな空間になります。
いつもすっきりと清潔で、シンプルな暮らしのミニマリストのキッチンで日々の生活を楽しく美しく過ごせるようにご紹介させていただきました。