【ミニマリストの貯金術】具体的な8つの方法と考え方を徹底解説!2023年版
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貯金しようと思っても、継続するのはなかなか難しいですよね。「この間お給料が入ったのに、もう残額がこれしかない・・・。」「何に使ったのか分からないけどお金が無くなっている。」こんな風に思ったことがある人もいるのではないでしょうか。

 

お金を貯めるには、お金の使い方について考えて貯金を習慣にする必要があります。それをよく実現できているのが、ミニマリストです。ミニマリストは物を減らすだけではなく、お金の使い道を見直して、貯金の考え方を身につけているの

で貯金ができているのです。

 

そこで今回は、多くのミニマリストが実践している貯金術と、貯金に対する考え方をご紹介したいと思います。

 

すぐにできる具体的な方法をまとめたので、なかなか貯金ができない人はぜひこの記事を読んで実践してみてくださいね。

 

【ミニマリストの貯金術】具体的な8つの方法と考え方を徹底解説!

1.家計簿をつける

ポイント
①現状の収入と支出を知る
②買い物したら必ずレシートをもらう

 

①現状の収入と支出を知る

まずは家計簿を利用しましょう。収入に対して支出はいくらなのか?いくら余ったのか?これを記録しないといくら貯金できるのかもわかりません。簡単に家計簿をつけられるアプリがあるので、早速ダウンロードして利用しましょう。

 

私はZaimというアプリを利用しています。食費、交際費、書籍代などカテゴリー分けが細かくできるのが特徴です。月々の予算と実際の収支をグラフ上で確認できるので、「今月は予算オーバーしてしまったな」と思ったときは何が原因なのか、すぐ分かって便利です。

 

家計簿をつけたら、収入に対して自分がいくらお金を使っているかわかるようになります。支出が収入を超えている場合は要注意です。支出額が収入額を下回っている場合は、貯金にまわせるお金がないか検討しましょう。「交際費が多いな・・・」「今月は服を買いすぎたな」など、気づきが得られるかもしれません。

 

②買い物したら必ずレシートをもらう

家計簿をつけるためには必ずレシートをもらいましょう!あとで家計簿に入力するとき、何にいくら支払ったのか忘れてしまいます。家計簿をつけるのが習慣になると、自然とレシートをもらうことも習慣になります。

 

お金を使ったときレシートをもらえないケースもあります。その場合は、忘れないようお金を支払ったらその場で家計簿をつけることをおすすめします。

 

私は飲み会で割り勘をするときは、お金を出した直後に家計簿アプリに入力するようにしています!お酒が入っていると特にいくら支払ったか忘れがちなので・・・。

2.自分が生活するのに毎月いくら必要なのか知る

ポイント
①最低限生活に必要な金額を洗いだす
②貯金にまわせる部分がないか考える

 

最低限生活に必要な金額を洗いだす

家計簿をつけ始めたら、毎月の生活費がわかりますよね。それを基に、自分はいくらあれば生きていけるのか?を確認しましょう。最低減必要な金額を知ることで、貯金できる金額や節約できそうな部分が見えてきます。

 

例えば一人暮らしの会社員で、以下のようにお金を使ったとします。

最低限必要なお金家賃60,000円
光熱費8,000円
通信費5,000円
食費30,000円
日用品5,000円
小計108,000円
貯金にまわせるお金娯楽費10,000円
交際費20,000円
交通費5,000円
衣類費10,000円
書籍費5,000円
その他雑費5,000円
小計55,000円
合計163,000円

 

上記の場合だと、生活に必要な家賃、インフラ、食事及び日用品にかかった108,000円が最低限生活に必要なお金です。

生活に必要なため食費と日用品を必要なものに含みましたが、工夫すれば削減できるので「無駄な買い物をしていないか?」と見直すのもおすすめです!

 

ミニマリストの中には月々の生活費が7万円に納まる人もいます!ミニマリストのしぶさんは、月々の家賃支払い額が2万円で済んでいるそうです・・・!そもそもの生活費を削減すれば、貯金にまわせる金額もより大きくなりますね。

 

②貯金にまわせる部分がないか考える

生活に必要なお金以外の55,000円を、貯金にまわせないか考えてみましょう。例えば、交際費20,000円にかかった飲み会の回数を半分にすると10,000円の貯金が可能です。衣服にかかっている10,000円に関しても、今ある服で十分ではないか?と見直しをして買い足すのをやめれば10,000円丸ごと貯金できます。

 

私は友達との飲み会を減らして、代わりに休日ランチを一緒に食べることにしました。飲み会は1回4,000円程かかりますが、ランチだと1,000円程度で済むので1回あたり3,000円の貯金になっています。

 

交際費、娯楽費、衣類は変動費なので、予算を決めてコントロールしやすいカテゴリーです。自分が満足できる最低限の金額を知って、毎月の予算をアプリに設定しましょう。実際にいくら使っているのか確認することで、飲み会の

数を減らす、服の買い足しをやめるなど自分に合った貯金の仕方を見つけられるようになります。

 

3.日々貯金する感覚を身に付ける

 

ポイント
①家計簿を見直して「無駄な出費」を見つける
②ストレスを感じないところから貯金する

 

①家計簿を見直して「無駄な出費」を見つける

家計簿をつけられるようになったら、どのようにお金を使ったのか見直しをすることが大切です。見直しするときに「これは無駄な出費だったかも」と思うものを見つけましょう。そして、次回以降同じような買い物を極力なくすことを心掛けましょう。

買ったときは必要だと思って買っているのですが、後になって見直すと「要らなかった」と思う物が出てきます。例えばお菓子やコーヒーなどの嗜好品があたります。

 

私は一時期毎日のように一杯400円近くするカフェラテを買っていたのですが、考え直して買うのをやめました。どうしても眠くなってしまうときは、コンビニで150円程度のカフェラテを買うようにしています。1回につき250円の削減になるので、30日分だと7,500円の貯金が可能になります!結構大きい金額ですね・・・!

 

コツコツと無駄な出費を減らすことによって、おのずと貯金額が増えていくはずです。

 

②ストレスを感じないところから貯金する

いきなり貯金をしようと思ってもなかなか継続しないのは、ストレスを感じているからかもしれません。手始めに「あ、なくても大丈夫だな」と思うものから削減して、貯金につなげてみましょう。

 

例えば、私は以前美容院代に毎月8,000円ちかく支払っていました。美容院に行った直後は髪がさらさらでとても幸福感がありました。しかし、あるとき別の美容院で4,000円支払っても同じ感覚であることに気づきました。そこから、美容院代は4,000円あれば、自分が満足できるということがわかりました。

 

このように、「これを削減しても自分は満足できるな」という費用を見つけてみてください。

 

ミニマリストの中には「食費は節約していない」という人もいます。食事は毎日のことですし、自分の身体の資本です。そこを削って身体に影響が出るのはよくないですよね。日々安い食材を探すことがストレスになるかもしれません。自分にとって必要な物とそうでない物を、うまく見分けることがポイントです。 

 

4.固定費を見直す

ポイント
①家賃を見直す
②スマートフォン代を見直す

①家賃を見直す

貯金できないのは、家賃が高すぎるからかもしれません。家賃は収入の25%が相場です。25%以上の家賃を支払っている人は、家賃の予算を下げることをおすすめします。とはいってもすぐに引っ越しをするのは難しいので、次の契約更新の際に検討してみてください。

 

ミニマリストになると物が減るので、面積が狭い部屋に引っ越す人が多くいます。仮に面積を狭くして今より家賃が20,000円安くなったら、1年間で240,000円の貯金ができるようになります!

 

ミニマリストを極めている人の中には、4畳のワンルームで月々の家賃は20,000円で暮らしている人もいるそうです!固定費も工夫次第で削減できるんですね。

 

②スマーフォン代を見直す

スマートフォン代も簡単に削減できる固定費です。格安SIMへ乗り換えると、3大キャリアを利用していたときの費用から大幅に削減できますよ!

 

私は元々ソフトバンクを契約して月々10,000円くらいの通信費がかかっていましたが、現在はLINEモバイルへ変更して月々2,000以内に納まっています。1年にすると96,000円の貯金ができます!2年契約が残っていて解約金を支払っても、長期的に見ると格安SIMへ変更する方がお得ですね。

 

格安SIM会社によっては、スマートフォン本体を変えずに乗り換えが可能です。本体を変更しなければ初期費用は3,000円程度と安く済みます。乗り換えないと勿体ないですね!

5.衝動買いをしない

ポイント
①買い物リストを作る
②本当に必要な物か考える
③ウィンドウショッピングをしない

①買い物リストを作る

買い物中にセール品や限定品を見ると咄嗟に買ってしまうことはよくありますよね。こういったものの積み重ねが貯金を難しくしているのも事実です。衝動買いをしないためには、その日買うものを検討したうえでリストにすることをおすすめします。「リストに記載した以外の物は買わない」という強い意志を持って買い物に行きましょう!

 

リストを作成するときに、不必要なものを買わない理由を考えるのも一つのコツです。買い物をして同じ類のものを見かけた時に抑止するきっかけになります。

 

例えば、最近靴下が擦り切れてきたから3足買い足すと決めます。それ以外に必要な物はないか、同じカテゴリー内で一通り考えましょう。「下着はまだ十分な数がある。トップスとパンツは最近買ったので要らないな」と自分に言い聞かせて、衝動買いを防ぐことができます。

 

②本当に必要な物か考える

万が一、買い物リストにない物を見て「欲しい!」と思った場合は、「本当に必要な物か?」と自分にじっくり問いかけて、買うかどうか決めましょう。生活に必要ないものや、ストックのために必要以上の物を買うことは貯金の妨げになります。

 

最初は買い物するときにいちいち考えるのは大変なので、嗜好品や衣類を買うときに考える癖をつけるのがおすすめです。慣れてくると自然にその判断ができるようになります。

 

例えば、買い物をしていて「この服可愛い!欲しい!」と思っても、一度立ち止まって「本当に必要か?」「同じようなものを持っていないか?」「今持っている自分の服に合うか?」など考え直してみることがポイントです。

 

欲しいものがあってもその場では買わずに、家に帰って「本当に欲しいのか?」と考え直すのも一つの手です。その場で欲しいと思っても、一旦家に帰って冷静に考えると購買意欲が下がっているかもしれません。

 

1週間たってもまだ欲しいと思うか?」という基準を設けるのもコツの一つです。自分なりのルールを作って、必要な物を見極める力を養ってみてください。

 

③ウィンドウショッピングをしない

貯金をしているミニマリストはウィンドウショッピングをあまりしません。ウィンドウショッピングをすると必要以上に「欲しいな」と思うものが増えてしまいます。そのためショッピングモールや商業施設に、目的無く行くのは控えましょう。

 

私もかつてウィンドウショッピングが大好きで、暇があればしていたのですが、気づくと買い物に割いた金額が恐ろしい桁数になっていて、考え方を見直すことにしました。今は自分の持ち物に満足しているので、ほとんどウィンドウショッピングはしていません。

 

広告や通販サイトを見ることも同様です。現代社会には多くの販促広告があります。自分が欲しいと思っている物以外の販促広告はなるべく目に入れないことも、貯金を続けるコツの一つです。

 

6.物を捨てる

ポイント
①生活するのに必要なもの以外は捨てる
②自分が好きな物以外は捨てる
③残した物に満足する

 

生活するのに必要なもの以外は捨てる

ミニマリストは生活できる最低限まで、持ち物を減らします。生きていく上で要らない物を捨てれば、そこに使っていた分のお金を貯金にまわせます。

 

私は以前漫画を買っていたのですが、生活するには必要ないのでやめました。今はレンタルショップを活用しています。お金も安く済みますし、漫画を入れていたスペースが空いて部屋が広くなりました。

 

物を捨てた、とあるミニマリストのかたは、部屋が広くなって家にいる時間が好きになったそうです。その結果、自炊が増えて外食に使ったお金を貯金できるようになった、という例もあります。

 

②自分が好きな物以外は捨てる

自分が好きな物以外を捨てることで、自分が好きな物、好きでない物を判断する力を養うことができます。ミニマリストは本当に好きな物、こだわっている物を利用するので、それ以外の物を買う意欲が減り貯金する体質になれます。

 

「好きな物しか持たない」と決めていれば、消費を促す広告を見ても、自分の心をコントロールして購買意欲を抑えられるというメリットがあります。本当に好きな物だけ買うというのはある意味貯金への近道かもしれません。

 

「自分が好きな物がわからない」という場合は、最初は服、本、小物など捨てやすい物から始めることをおすすめします。慣れてきたら家具、食器、ブランド品・・・という風にステップを踏んで捨ててみるのもよいでしょう。

 

私の場合、服は白、グレー、ネイビーが基調で、デザインは無地もしくは花柄が好きです。それ以外の服は本当に気に入ったものだけ残して、1シーズンに着る服は10枚程度に収まっています。ショッピングをして「かわいい!」と思う服があっても、自分の好みに合っていないものは買わないことにしています。

 

③残した物に満足する

生活に必要でない物、自分が好きでない物を捨てたら、残した物に満足しましょう。残ったものに満足できないと、またどんどん物を買い足してしまいます。

 

生活に必要と思って残したものは、「これがあれば生活するには大丈夫」と頭の中で思いましょう。自分が好きだから残したものは、それを買ったときの気持ちや、手に入れた時のエピソードを思い出してみるとより愛着が湧いてきます。

 

今持っているものに満足していれば、「これ以上物を増やさなくてもいい」という気持ちになります。そうすれば、今まで買っていたものにかけていた分のお金を貯金にまわすことができます。

7.フリマアプリを利用する

ポイント
①捨てるにはもったいないものはフリマアプリに出す
②売ることではなく、手放すことを優先する

 

①捨てるにはもったいないものはフリマアプリに出す

「自分には必要ないけど使わない」「まだ綺麗だから捨てるのはもったいない」というものはフリマアプリに出品しましょう。多くのミニマリストも、フリマアプリで物を減らして貯金できるようになりました。物を手放せるうえにお金も入ってきて、人気の商品をリサーチする力もつきます。一石二鳥以上のメリットがあります!

 

私は普段メルカリを利用しています。今まで80点ほど出品し、約52,000円売の売り上げになりました!その分のお金は貯金にまわしています。化粧品や本は送料が安く済み、売上金額が多いのでおすすめです。操作も簡単ですぐに出品できるので、手間は全くかかりません!

 

②売ることではなく、手放すことを優先する

フリマアプリを利用する時は、売ることではなく手放すことを優先しましょう。利益を求めて高めの値段に設定すると、誰にも買ってもらえず手元に残ってしまう可能性が高くなります。そうなってしまったら本末転倒です。

 

私も売れるのが楽しくて色々メルカリで出品しましたが、マイナーなジャンルの本や、定価が安い化粧品などは一向に売れませんでした。そういった物を取っておいても仕方ないので、売れ残っているものは潔く捨ててしまいましょう!

 

あくまでも、物を手放して貯金につなげることを念頭に置いて、フリマアプリを利用することが大切です。

8.貯金を意識しすぎない

 

ポイント
①貯金を目的にしない
②ある程度の息抜きは大切
③貯金が溜まったら使ってもいい

 

貯金を目的にしない

ミニマリストの人たちは、貯金をしようと思ってミニマリストになったわけではありません。ミニマリストになった結果、貯金できていたという人が大半です。

 

貯金しようと思うのはとても良いことですが、貯金が目的になってしまうと生活が辛くなってしまいます。貯金して何をするか?どうなりたいか?という目標があると尚良いでしょう。

 

私は毎年300,000円貯金して海外旅行することにしています。次はどこに行こう?と考えながら貯金するので、毎月貯金額がたまっていくのを見るとわくわくします!

 

このように目標があると、貯金をすることが苦ではなくなります。楽しくお金が貯まるのは嬉しいですし、普段の節約も辛いと感じなくなるので、目標を持った貯金をすることがおすすめです。

 

ある程度の息抜きは大切

ミニマリストは色々な費用を削減していますが、その全てを貯金しているわけではありません。食費、光熱費、娯楽費などはそこまで貯金を意識していないというミニマリストもいます。

 

貯金を意識しすぎると、精神的に切羽詰まってしまいます。ある程度の趣味、娯楽費も確保して楽しく貯金をしましょう。趣味、娯楽費は収入の1割くらいが目安と言われています。

 

私は普段は服や化粧品にあまりお金をかけないようにしています。代わりに、旅行や友達とのご飯は定期的に行けるくらいのお金を確保しています。

③貯金が溜まったら使ってもいい

お金の所有を最低限にしているミニマリストもいます。貯金額を一定額に設定して、上限を超えたら他に投資するなどして手放しているんだそうです。

 

例えば自己投資として英会話スクールに通う、ジムに入って定期的に運動するなどが挙げられます。ある程度の貯金額が溜まったら、興味があることや新たな趣味を探してみるのもおすすめです!

 

まとめ

今回は「なかなか貯金ができない人」、「貯金をしようと思っているけど継続できない人」向けに、すぐにできるミニマリストの具体的な8つの貯金術をご紹介しました。

 

ミニマリストの貯金術を実践してみることで、自分のお金の使い方を見直すきっかけになったり、自分の好きな物がわかったり、生活に満足できるようになったりと、様々なメリットがあります。

 

どれもすぐにできる方法なので、貯金できるようになりたい人は、この記事を参考にしてミニマリストの貯金術を今日から実践してみてくださいね。
ミニマリストで本を出している方の意見を参考にするのも非常に有効だと思うのでよかったらこちらの記事もチェックして本も読んでみるのはいかがでしょうか。

 

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