断捨離を進めていく中で、テレビを断捨離するべきか悩むことはありませんか?
特に部屋が狭いと、部屋にテレビを置いているだけで圧迫感があるため、スッキリとした部屋になりにくいと感じるかもしれません。そのような理由から、ミニマリストの方はテレビを持たない暮らしを実践されている方も多いかと思います。
しかし、断捨離の基準は人それぞれですよね。テレビが自分の生活の一部となっているならば、テレビは自分にとって必要なモノであるため、無理に断捨離しなくても良いと考えます。
大切なことは「自分にとって本当に必要なモノか考えること」です。反対にテレビは無ければ無いで困らないというならば、それは自分にとって本当に必要なモノとは言えないので、テレビを断捨離することを考えてもよいかもしれません。
この記事の目次
- ミニマリストが考えるテレビを断捨離する基準
- テレビを持つことのメリット3つ
- 1.コミュニケーションのきっかけになる
- 2.タイムリーなニュースがわかる
- 3.自分の知らない情報も知ることができる
- テレビを持つことのデメリット3つ
- 1.時間を浪費する可能性がある
- 2.情報を受動的に得ることで思考力が低下するかもしれない
- 3.お金も浪費してしまうかもしれない
- <テレビを持たない暮らしを選択した場合>
- テレビを処分する方法
- 1.テレビを購入した家電量販店に回収してもらう
- 2.買い取り専門店などに売却する
- 3.人に譲る
- テレビの代わりになるもの
- モバイルプロジェクター
- ワイヤレススピーカー
- <テレビと共に暮らすことを選択した場合>
- ミニマリストが考えるおすすめのテレビ
- ポータブルテレビ
- HDD内蔵型テレビ
- ミニマリストが考えるおすすめのテレビ台
- 配線処理がしやすい
- 省スペース
- 見た目がスッキリ
- まとめ
ミニマリストが考えるテレビを断捨離する基準
今回はテレビを持つことのメリット・デメリットを踏まえつつ、皆さん一人一人にとってのテレビの必要性を考えていきます。
テレビを持つことのメリット3つ
ではテレビを持つことのメリットを3つ紹介します
1.コミュニケーションのきっかけになる
家族がいる場合は、家族みんながテレビの前に集まって同じ時間を共有することで、コミュニケーションが深まることがあるかと思います。特に、スポーツ番組や音楽番組の臨場感を味わえるのもテレビならではなので、家族だけでなく、他の人と一緒に情報を共有できるメリットもあります。
また、子供がいる方は実際に映像を目で見て耳で聞くことで、ラジオや本よりも内容がイメージしやすいので、子供の知的好奇心や情操を養う手助けになります。
2.タイムリーなニュースがわかる
災害などの情報は1番早く知りたい情報であり、非常に大切です。テレビは速報性がありニュース速報で瞬時に流れるため、情報がすぐに入ってきます。
3.自分の知らない情報も知ることができる
テレビは情報量が多い分、それだけ新しい情報を知ることができる可能性が広がります。しかし、情報量が多いということは本来自分にとって必要のない情報も拾ってしまうということです。
情報過多によって脳が疲労しやすくなるという欠点もあります。そのような欠点も理解しながら、自分に必要な情報を取捨選択できると、テレビは未知の情報を取得できる有効なツールの一つです。
テレビを持つことのデメリット3つ
反対にテレビを持つことのデメリットを3つ紹介します。
1.時間を浪費する可能性がある
とくに目的がないのにテレビをつけることでダラダラとテレビを見入ってしまうので、時間を無駄に過ごしてしまう可能性があるので注意が必要です。気が付けば観る必要がない番組も見てしまうことで、必要以上に時間が費やされてしまいます。
2.情報を受動的に得ることで思考力が低下するかもしれない
テレビは自分の頭で考えなくてもテレビの電源ボタンをつけるだけですぐに情報を得ることができます。
インターネットでネットサーフィンをするのと同じだと思いますが、目的を持たずに視聴してしまうと、情報を自分で取り入れているようでほとんど頭の中に入っていない状態ですので、自分で考える力が低下するかもしれません。
3.お金も浪費してしまうかもしれない
地上波のテレビ番組は広告費(CM)で収益を上げています。テレビCMは視聴者の購買意欲がそそられるくらいの素晴らしい完成度です。
CMの効果を検証した実験では、テレビでお菓子のCMを流せば、そのCMを見た視聴者は無意識的にお菓子が食べたくなり、いつも食べないのに食べてしまうことが実際に起こることがわかっています。
テレビを見れば自然とCMは目に入ってくるので、ダラダラとテレビを観ている方はお金も浪費してしまうかもしれないので注意が必要です。
<テレビを持たない暮らしを選択した場合>
テレビを処分する方法とテレビの代わりになるコンテンツをご紹介します。
テレビを処分する方法
テレビを断捨離することを決めたら、実際に捨てる方法を考えてみます。一般的なテレビであれば粗大ごみとして出せないので注意が必要です。(テレビ台は、自治体によってごみの分別方法は異なりますが、粗大ごみとして扱われることが多いです。)
テレビを捨てる際は、料金がかかります。国が定める「家電リサイクル法」により、料金を払う義務があります。家電リサイクル法とは、有用な資源の再利用を促進し、廃棄物を減らすために作られた法律です。
ブラウン管テレビ、液晶・プラズマテレビのすべてが対象です。今回はテレビを処分する方法を3つ紹介します。
1.テレビを購入した家電量販店に回収してもらう
テレビを捨てるのは少し手続きが面倒だなと思う方もいらっしゃると思います。一番簡単な処分方法は、テレビを購入した家電量販店に連絡をして引き取ってもらう方法です。
面倒な手続きがなく、家電リサイクル料金を払うだけで回収してくれます。お金がかかってもいいから早く処分したいという方におすすめです。
もしも購入した店舗が分からなかったり、もうすでに引越しをしてしまっている場合は、近くの家電量販店に相談すると対応してくれる場合があるので問い合わせてみてください。
2.買い取り専門店などに売却する
テレビがまだ比較的新しいものであったり、状態が良いものであったりすると、売却できる可能性があります。
買い取り専門店に持ち込みしなくても、自宅での引き渡しや宅配買い取り(業者に商品を郵送し査定をしてもう)の対応が可能な場合もあるので、実際に問い合わせてみることをおすすめします。
3.人に譲る
まだ壊れていない使用できるテレビであれば、人に譲る方法もあります。身近にテレビが欲しい人がいなければ、地元の人に中古品などを譲り合いできる無料広告掲示板「ジモティー」がおすすめです。
ジモティーを閲覧している人は、映像が映らないテレビを修理して使う人もいるため、壊れたテレビでもすぐに引き取ってもらえました。テレビを引き取ってくれる方とチャットでやりとりする手間はありますが、処分するのにお金をかけたくない方におすすめです。
テレビの代わりになるもの
テレビを断捨離したいけれど、映画やYouTubeなどのコンテンツは楽しみたい方に向けて、テレビの代わりになるものをご紹介します。
モバイルプロジェクター
【Anker Nebula Capsule (Android搭載モバイルプロジェクター】
こちらはモバイルプロジェクターです。部屋の空間を有効活用したくてテレビを断捨離したい方や、テレビ番組はあまり観ないけど映画やYouTubeなどのコンテンツは観たいという方におすすめです。
Wi-Fiがある環境なら、このプロジェクター単体でYouTubeやNetflixなどを観ることができます。350ml缶ほどのサイズで場所を取らないため、ミニマリストにおすすめです。自宅の壁や天井に映し出すことはもちろんのこと、屋外でも使用できます。
通信環境がない環境であっても、事前に視聴したいコンテンツをダウンロードしておけば観ることができるので、外出先でも楽しめます。もしもテレビ番組を観たくなった場合は別途アプリに配信できるBDレコーダー(チューナー入り)などを持っていれば視聴可能です。
ワイヤレススピーカー
【パナソニック 10インチモニター付き ワイヤレススピーカー】
こちらのワイヤレススピーカーは、テレビ番組は観ないけれど、YouTubeやNetflixをよく観る方にオススメです。画面とスピーカーが一体になったデザインで、部屋の色々な場所に置いて快適にコンテンツを楽しめます。
スマートフォンをリモコンのように使って動画や音楽などを楽しめるキャスト機能に対応しており、YouTubeやNetflixといったネット動画サービスの映像をスマートフォンからこのワイヤレススピーカーに飛ばして再生することができます。
スマートフォンでLINEやSNSをチェックしながら、YouTubeを観ることができるのが最大のポイントです。
<テレビと共に暮らすことを選択した場合>
ミニマリストに合ったシンプルでコンパクトなテレビとテレビ台をご紹介します。
ミニマリストが考えるおすすめのテレビ
テレビ番組は視聴したいけれど、大型テレビは場所を取ってしまうと悩まれている方に、ミニマリストがおすすめのテレビをご紹介します。
ポータブルテレビ
【パナソニック 10V型 液晶 テレビ プライベート・ビエラ】
こちらはポータブルテレビです。ポータブルテレビは、コンパクトで簡単に持ち運びができるテレビのことです。コンパクトサイズなので部屋がとてもスッキリしますね。また、アンテナ線の無い部屋でもテレビ放送が楽しめます。
アンテナケーブルが邪魔でテレビの配線を無くしたい方は、ポータブルテレビがとてもおすすめです。
このパナソニックのプライベート・ビエラは、テレビ番組(録画機能あり)の他にもYouTubeも観ることができます。防水機能もあるのでお風呂場やキッチンなど好きな場所で視聴が可能です。
HDD内蔵型テレビ
【三菱電機 HDD内蔵BDレコーダー搭載 液晶TV BHRシリーズ】
こちらの三菱電機の液晶TVは、大容量1TBのハードディスクが内蔵されており、最大約1080時間も録画できます。録画一体型なので、別途HDDレコーダーを用意しなくてもDVDやブルーレイが再生できます。
録画一体型のメリットとしては、外付けの録画機器が必要ないので、テレビ本体を置く場所だけ確保できれば良く、省スペースです。
リモコンも1つだけなので操作が簡単です。また、配線が複雑になっておらず、見た目がすっきりしているため、ミニマリストにオススメのテレビです。
ミニマリストが考えるおすすめのテレビ台
現在自宅にテレビがある方に向けて、シンプルでコンパクトなテレビ台をご紹介します。テレビ台を変えるだけでもだいぶ部屋がスッキリするかと思います。
配線処理がしやすい
【LOWYA〔ローヤ〕 国産テレビ台 ローボード】
日本製のLOWYAのテレビボードはシンプルで美しい木目のデザインが印象的です。シンプルでナチュラルな部屋によく合います。また、引き出しの中はオーディオ機器を収納できるように奥行も十分にあります。ガラス越しにリモコンの電波が届くので引き出しを開けなくても大丈夫です。
小さいお子さんのいるご家庭では、簡単にオーディオ機器を触れられないように、このような引き出しがクローズタイプのテレビボードを選ぶと良いかもしれませんね。テレビ台の裏も配線処理がしやすいように工夫されています。
省スペース
【エア・リゾーム テレビ台 コーナー 三角 テレビラック コーナーテレビ台】
Instagram(@airrhizome_official)
こちらのエア・リゾームのテレビ台は、部屋の角に置くことで壁面を有効活用できます。省スペースなので、ワンルームや1人暮らしでスペースが限られている部屋にピッタリです。
見た目がスッキリ
【EQUALS 〔イコールズ〕 WALL壁寄せテレビスタンド V2 ウォールナット】
こちらはグッドデザイン賞を受賞したハイタイプのテレビスタンドです。
椅子に座ってテレビを観る方や、大きなテレビ台ではなくシンプルにまとめたい方におすすめのテレビ台です。ねじ穴で高さが簡単に調節できるので模様替えやテレビのサイズが変わってもお好みの高さに変更できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はテレビを断捨離するか悩んでいる方に向けて、テレビを持たない暮らしと持つ暮らしの両方の面からご紹介しました。
テレビだけでなく、すべてのモノにおいて断捨離する基準は「自分にとって本当に必要なモノか考えること」です。自分にとってテレビはどんな価値をもたらしてくれるでしょうか。ご参考になれば幸いです。