旅行の前日って、つい不安になって、あれもこれもとスーツケースに詰め込んでしまいますよね。ですが、いざ現地に着いてみたら「いらなかった...」なんてこともしばしば。
そこで今回は、ミニマリストの旅行の持ち物を紹介していきますので、身軽に旅行に行くお手本にしてみてはいかがでしょうか。
この記事の目次
ミニマリストの旅行
ミニマリストの旅行ではスーツケースを使わないことから始めましょう。荷物がかさばるのは、大きなキャパシティがあるアイテムを使っているからです。
人間はどこかに空きがあると、気になってしまう性質があります。それゆえに、手元にあるアイテムでリュックの隙間を埋めようとしてしまうため、気づけば荷物が増えていることも多くあります。そのため「脱・スーツケース」をするだけで、あなたの旅行は数倍快適になるはずです。
両手が空くなどのメリットがあるリュックの活用がオススメです。
オススメのリュックのサイズ
30Lから50Lの間で決めましょう。
他にカバンやポーチなどは持たずに、リュックだけで旅に出ましょう。
- 30Lのリュック→国内旅行1泊2日
- 40Lのリュック→韓国旅行2泊3日
- 50Lのリュック→ハワイ旅行3泊4日
リュックのサイズについては上記のように基準を定めておくといいです。
マイルールに従って荷造りをすると捗りますよ。
30~40Lのものだとコールマンのリュックがオススメです。
リーズナブルで丈夫なので私も長年愛用しています。
詳しい旅行のリュックに関する説明はこちらの記事に書いてありますので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。
劇的に荷物を減らす方法
たったひとつのことを心がけるだけです。
「迷ったら置いていく」
これだけです。
念のためいろいろ持っていきたくなる気持ちは分かりますが「もしかしたら使うかも...」と詰め込んだ物の大半は使いません。
持ち運ぶエネルギーと管理にストレスがかかるので、思い切って置いていきましょう。
先進国であれば、たいていの物は現地で調達可能ですから、心配せずに思い切って出先で補充するようにするとストレスなく楽しい旅行になります。
例えば、下記のアイテムはわざわざ持参するほど重要ではありません。。
家に置いて行くべきアイテム一覧
- 変圧器
- スリッパ
- パジャマ
- 余分な着替え
- カメラ
- 予備の靴
- 紙の書籍
旅行の準備は「揃える」よりも「減らす」作業が肝心です。
衣料品類について
荷物の中で多くの面積を占めるのが洋服でしょう。
場合によりますが、上手くいけば衣類はかなり減らすことができます。
トレーニングウェアの活用
日帰りないし1泊で、かつ暖かい地域に行く場合はアディダスやナイキなどのトレーニングウェアが最適です。
沖縄や東南アジアの場合、スポーツウェアの半袖と短パンが1セットあれば困りません。
全くかさばらないので、こだわりがあまりない人にはドンピシャです。
低コストで手っ取り早く揃えたい方は、このようなセットがオススメです。
抵抗がある人は普段着を1セットあれば十分だと思います。
滞在2日あたり1セットの洋服があれば問題ありません。
下着・靴下を統一する
下着と靴下は旅行用のものを書い直した方が効率がいいです。
同じ物で揃えましょう。
特に靴下は全く同じ商品で揃えることで、旅行中の管理が楽になります。
下着はもちろん、足元はほとんど見られませんし、気にしなくて大丈夫。
ユニクロかGUのレギュラーソックスをまとめ買いするのがベターです。
私生活においても靴下を統一すると毎朝がかなり楽になりますよ。
貴重品類について
ここからは旅行に不可欠なアイテムについて掘り下げていきます。
まずは、必ず必要な貴重品類からの紹介です。
現金は必ず持っておく
最も大切ですね。
日本では1回の旅行でかかるお金を財布に入れておくと楽です。
海外旅行だと金額の調整はより重要です。
治安や万が一のことを考えて、その日使うであろう金額を財布に入れるようにしてください。
大金を持つのは危険ですが、少なすぎても混乱してしまいます。
キャッシュカードは念のために
1枚は持っておくべきです。
盗難や紛失のことを考慮して、口座にはお金を入れすぎないようにした方がいいかもしれません。
旅行に行く前にある程度の予算を決めておいて、必要以上に口座に残しておくことを防ぎましょう。
旅行に必要なクレジットカード
こちらも1枚は必須です。
海外であれば複数枚要ります。
VISAやMasterカード、海外旅行の損害保険が自動付帯の物などを必ず揃えておいてくださいね。
海外旅行損害保険自動付帯とは
海外保険の損害保険がついてくるクレジットカードを紹介します。 自動付帯とは、持っていくだけで勝手に保険が適用されるという意味です。 事前に特別な手続きや支払い、契約等は一切かかりません。
海外旅行におすすめのクレジットカード一覧
損害保険付帯のクレジットカードを紹介します。
- エポスカード
年会費が無料なのに海外旅行保険が自動付帯のレアカードです。 また国内でも、さまざまな飲食店やカラオケなどの娯楽施設でも割引サービスが受けられます。 海外旅行保険が無料で、ご飯や遊びが安くなる魔法のカードといったらエポスカードでしょう。 もはや作らない理由がないと言えます。
- レックスカードライト
こちらも自動付帯かつ年会費無料のコスパ最強カードです。 海外保険の保証額は最大2000万円までで、還元率は1.25%と高水準でクレジットカードの平均の2.5倍です。 普段の生活で使ってもハイスペックなカードとして活躍してくれます。 海外旅行に行く場合は予備として持っておくと安心ですね。
- MUFGカード
ゴールドゴールドカードなのに年会費2000円弱です。 しかも初年度は年会費無料で、海外保険はずっと自動付帯のお得カードです。 さらに国内においては空港のラウンジサービスが受けられます。 「ゴールドカードが欲しい」という方は、お手軽なMUFGカードから始めてみるのがオススメです。
- 楽天カード
おなじみの楽天カードは海外保険が利用付帯のカードです。 利用付帯とは、ある条件を満たすと保険が適用になるという意味です。 ある条件とは、自宅から出発(する)空港までの交通費を楽天カードで支払っているかどうかです。 また、いわゆる「募集型企画旅行」の場合は、その海外旅行の代金をカード決済しても保険が適用されます。 加えて海外旅行ではキャッシング要員でもクレジットカードを活用するため、楽天カードは持参必須です。 万が一のときに力を発揮するので、まだ持っていない人は今のうちに申し込んでおくのがオススメです。
身分証は複数所持
次は身分証についてチェックします。
- 健康保険証
絶対に必要。体調を崩したら話になりません。
- 運転免許証
レンタカーを借りたりする予定がなくても、比較的、身分の証明手段として優れています。
- パスポート
言うまでもなく、海外旅行に欠かせません。念のためコピーも取って持参しましょう。
現金からパスポートまでに関して解説をしましたが、上記をひとまとめにしてしまうとストレスフリーな旅行ができるのでオススメです。
収容力の高い手帳型のスマホケースなどを活用すると、全部入りそうです。
海外旅行であれば、万が一に備えて、マネークリップを別途で準備しておきましょう。
ちなみに私はミニマリストしぶさんの「手ぶら財布」を2年くらい使っています。
私生活はもちろん、旅先の宿でもスマホだけ持ってコンビニに行けるので重宝しています。
今は便利なアイテムがたくさんあるので、自分に合ったものを探してみてください。
小物類
次は小物について詳しく見ていきます。
デバイス系について
現代の旅において欠かせないのがデバイス類。
もし忘れてしまったら旅のクオリティーが下がってしまうので要注意です。
意外と旅行中にはスマホを結構使います。
写真はもちろん、マップ検索を頻繁に使うケースが多いので、忘れずに持っていく必要があります。
- 充電アダプタ
こちらは主に宿での充電用です。コンセントがあるお店でも、電流の問題などからなるべく充電アダプタを活用するべきです。オススメは安全なメーカー産で、かつ大容量のものです。
どちらかが欠けると旅先でトラブルに繋がります。
長期的にみても、モバイルバッテリーには思い切って投資するほうが吉でしょう。
- イヤホン
移動時間や宿での支度中に便利なアイテムです。一人旅だと寂しくなったときの救世主になってくれます。できればワイヤレスの方が絡まらなくていいですね。
- ノートパソコン
こちらは必要な人のみのアイテムです。旅先で仕事をするのも一味違って悪くないですよ。
上記にて4つのデバイス系の小物を紹介してきましたが、それぞれのケーブルないしコードを忘れないように気をつけてくださいね。
その他の小物
デバイス以外の小物について見ていきましょう。
必要なものは正直あまりないので4点に絞りました。
必需品に加えて、旅行をよりよい思い出にしてくれるものを紹介します。
- ハンカチ
忘れがちだけど大切なアイテムです。最近では飲食店などのお手洗いだとペーパータオルが設置してあったりしますが、役に立つシーンが必ずあるはず。大人のマナーとして。
- 折り畳み傘
出先で悪天候になり、コンビニでビニール傘を買って帰って、どんどん家に溜まっていく経験はありませんか?旅先で同じような状況になると相当面倒です。壊れにくいものを用意しましょう。
- ボールペン1本
重要な書類への記入が必要になったときやメモのために。
100均のものでもいいですが、お気に入りの一本を持っていく方が気分が上がりますよ。
オススメはゼブラのボールペンです。
高級感があって書きやすいため気に入ってます。- スケジュール帳
旅先での出来事を記録しておきましょう。数年後、数十年後に大切な思い出となるはずです。
代わりにメモ帳や日記帳でもいいですね。
旅行の持ち物チェックリスト
旅行前に持ち物を確認できるようにチェックリストを作りました。 国内であればこれで飛び出しても問題ありません。 よければ是非、活用してくださいね。 Evernoteやメモ帳アプリに貼り付けて使うと効果を発揮します。
持ち物一覧
- リュックサック(30~40L)
- 衣類(滞在日数の1/2日分)
- 現金(使う分のみ)
- キャッシュカード1枚
- クレジットカード複数枚(旅行保険自動付帯)
- 健康保険証
- 運転免許証orパスポート
- スマホ
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- ハンカチ
- スケジュール帳orメモ
- ボールペン
- 折り畳み傘
人によっては必要なもの
こちらは性別や行く場所、手段によっては必要になってくるもののリストです。
- 化粧水・美容液
- 化粧品
- サプリメント
- 酔い止め
- 頭痛薬
- ビニール袋
- マスク
- ポケットティッシュ
- 地図
- 海外用simカード
- 変換プラグ
特に薬類は海外で買うと危ないので、不安な場合は必ず日本で買っておいた方がいいです。
【おまけ】ミニマリストにオススメの旅行先3選
最後にミニマリストにピッタリなオススメの旅行先を紹介していきます。
1.沖縄
国内ナンバーワンの快適さを誇るのが沖縄です。
いつ行っても暖かいため、シャツ1枚で過ごすことができストレスフリーに楽しめます。
なので、より少ない荷物で旅立てます。
2.台湾
台湾は海外の中でもアクセスが良いため、比較的ふらっとに行くことができます。
親日国のため日本人は親切にしてもらえることが多いそうです。
日本語対応が可能なお店も多く、一般の人も年配の人は日本語が話せる方が結構います。
距離的にも心理的にも気軽に旅行ができるのが台湾の魅力でしょう。
3.タイ
タイは日本人向けの旅行先です。
日本食のあるレストランが多く、ショッピングモールにはスターバックスが入っていたりするため、過ごしやすいですよ。 気温が暖かいのも大きな魅力ですね。
日本企業の駐在員の多くはバンコクに住んでいるようです。
やや地方の方が宿泊費を抑えられるので、都市部から少し離れていても問題ありません。
いずれの場所も過ごしやすい場所なので荷物が減ります。
AirbnbやUber eatsなどを活用すればもっと快適な旅行になるはずですよ。
まとめ
まずはストレスゼロの旅行を目指すことが大切です。脱スーツケースをして、荷物はリュックにまとめましょう。
全部入らなければ優先順位をつけて荷造りするといいと思います。荷物が重くなればなるほど、疲れるたびなってしまうことを再認識して、身軽にまとめることをお勧めします。
記事に沿ってパッキングするだけでなく、小物はあなたのお気に入りな物を揃えて、より気持ちが弾む旅にしてくださいね。
好きな物だけを揃えて快適な旅行を楽しもう!